【初めてのスペイン語】スラング編

スペイン語には日本語に訳すことのできないスラングが沢山あります。ですのでスペイン語圏の映画やドラマなどの翻訳家はこのスラングの翻訳をとても苦労します。

このスラングは良い意味もあれば、汚い表現もあります。スペイン語のネイティブでない私達がこのスラング、特に汚い表現を使う時はとても気をつけないといけません。

使う場面や発音の仕方が悪いと、話相手が不快に思ったり、スラングを使う私達がバカっぽく見えるからです。ですが、適切に使うと、スペイン人にとてもうけます。

このスラングは私達が言う必要はないのですが、スペイン語圏の人たちと友達になるのでしたら、知っていると彼らの会話がよく分かり、とても面白くなります。

というか、スペイン語を学習にはこのスラングの表現の学習は必須と言っても過言ではないでしょう。

今回紹介する動画は、

スペインを代表する、アンダルシアのマラガ出身のハリウッドスター、アントニオ・バンデラスがスペインのスラングを紹介しているものです。

スペイン語訛の英語は強いアクセントであまりセクシーだと思わないのですが、さすがアントニオ・バンデラスです。彼のスペイン語訛+アンダルシア語訛の英語はとてもセクシーで聞いていてうっとりします。

英語で解説しているので、わかりづらいかもしれませんが、どういったスラングなのか、またスペイン人の仕草や表情を見るのもスペイン語の理解を深めますので、是非ご覧下さい。



1. Eres un encogió 

コーヒー代も払おうとしない、1セントも払おうとしない「ドケチ」

2. Que chulo  (この表現は私もよく言います)

Chulo とは「ポン引き」のことですが、 Que chulo  は「かっこいい」ということです。

3. Ser mono

「猿になる」という意味ですが、「キュート、かわいい」という表現です。

4. Me cago en la leche.

直訳すると、「ミルクの中にうんこをする」です。

この意味は、「非常に残念である」ということです。

5. Ser la leche

これは「牛乳になる」ですが、「一番かっこいい」という意味です。

Soy la leche 「私は一番かっこいい、クールである」

6. Me importa un pimiento

「ピーマンのことは気にしない」ですが、意味は。。。

英語だと、I don't give a shit. 

日本語にするのはとっても難しいです。
「誰がそんなこと気にするもんか」って感じでしょうか。

7. ¡Estoy flipando en colores!

信じられなほど素晴らしいものを見ている、という時に使うそうです。

8. Mala pata

「悪い足」ということで、「バッドラック」「運が悪い」という意味です。

9. El puto amo

puto は、「男娼」です。

この表現は どういう時に使うのかよくわからないのですが、アントニオいわく「全て所有している」という意味だそうです。

10. Esmallao

アンダルシアの表現で、お腹がものすごく空いているということだそうです。

アントニオが子供の頃、家に帰って Estoy esmallao と言うと、サンドイッチとか作ってくれたそうです。

11. Voy a mi bola

直訳は「私のボールの方に行く」です。

意味は、「人が何て言おうが気にしない」「自分は好きなようにする」ということです。

12. Estás alobao

「あなたは疲れていてフラフラです」というような意味です。

例えば、ロングフライト後にほとんど寝ずにインタビューを受けた状態。

以上です。